Y'2 LEATHER ANILINE HORSE 大戦モデルを購入しました : 辰ISM

　どうも、辰です。今回は新たに Y’2 LEATHER ANILINE HORSE 大戦モデルを購入しましたのでそのレビューを書いてみます。

　何故、Y’2 LEATHER ANILINE HORSE 大戦モデルを購入したのか･･･

　去年の4月に完成した我がルイスレザーですが、仕様はライトニング391のタイトフィット、ホースハイドの40サイズです。去年の4月から梅雨入り前、そして今季の冬合わせて2シーズン弱、もうすぐ着用1年になります。

　ライトニングの区切りの1年でのレビューは来月に書く予定ですのでここでは細かくは書きませんが、今回のこのY’2 LEATHERを購入した理由は1年弱着てきたライトニングでは味わえない部分を補うのが理由と言っても過言ではありませんw

　私はリアルバイカーですので、ライトニングは実用的な道具としての比重をかなり高めに考えてオーダーしました。ベジカウやシープでは雨に弱い事、真冬には中に多めにインナーを着込む事、その辺りを含めて選んだのがホースハイドの40サイズでした。ちなみに172cm、63kgです。

　茶芯の育成やピチッとしたスタイリングにも憧れましたが、バイクに乗っている時に苦痛では意味が無いと思っての判断です。決してルイスに不満がある訳では無く、単純に「育ジャン」を楽しむ1着として、少し革の厚みを抑えて長めのシーズンで着れる物を探して行くうちに見つけたのが今回のY’2 LEATHER のGジャンタイプの物になります。

Y’2 LEATHER ANILINE HORSE 大戦モデル開封します

　色々と考えた結果、同じホースハイドで少し革厚の薄めなタイプを選ぶ事にしました。いつでも気軽に着れるように、ライダースではなくGジャンタイプでサラッと羽織れるのが良いかと。ただ、このタイプは色々と種類があるみたいなのですがどれも人気らしく品薄で、なかなか自分の好みの仕様の物がHitしません。

　Fine creek leathersのリッチモンドなんて中古市場では定価よりもかなり高額な価格で取引されていますね。私はブランドにはこだわりは無く、とにかくGジャンタイプで革の厚みが1～1.5mm位の物、更に茶芯で育て甲斐のある物を狙いました。

　そして遂に出会った物がこのY’2 LEATHERのANILINE HORSE 大戦モデルです。大戦ですが背中のシンチバックとプリーツは省かれています。この省略された部分も私的には気に入っていて、部屋の中でも気軽に羽織りソファーなどに腰掛ける時や、車中のシートへのダメージを心配しなくて済みます。革の厚みは1.2mm前後だそうです。ボタン部はやはり硬いですが、着た時の硬さはそれ程感じられなく、肌触りは何と言うかプルンとした感じです。これはアニリン特有な物なのかは分かりませんが･･･

　型番はLB-140-Tという事で最後のTが無ければ普通の1stモデルになり、フロントのポケットにはフラップが付いています。私が購入したモデルはTなのでフラップ無しのリベット留めです。サイズは38で、今回はジャスト中のジャストでロンT1枚がベストなサイズ感です。

Y’2 LEATHER ANILINE HORSE 大戦モデル各部見てみます

　そして目当ての育ジャンで必要な茶芯の素材ですが、このアニリンホースのタイプの通常の革は黒の芯通しとの事ですが、私が購入したものはショップ HALLO-WIN別注の物で素材が異なり、画像のように黒い銀面とは別で中は茶色に染色されています。

　ライニングは袖がナイロン、それ以外はコットンで左右に内ポケットが付いています。袖のナイロン地はライトニングの物よりも硬めで頑丈な感じです。そしてルイスでは追加しなかった内ポケットが左右に付いている贅沢さwスマホも余裕で入る大きさです。

確かリッチモンドには内ポケットは無かったと思います。

　リベットはフロント左のポケットと袖口の切れ目の部分に補強で入っています。アニリンという物がどういう物なのか詳しくは調べていませんが、染料で仕上げているので素材のシボや皺、傷などが結構くっきりと出ている感じです。私の場合は各部でそれほどバラつきは無く、トラなどの模様も見当たりませんでした。あればあったで良いのかもしれませんが、このほぼ整った個体が気に入っています。