アイアンハート 666-XHS 300日目の色落ちとダメージチェック

 どうも、辰です。実は本日、私がこのブログを開設して丁度1年になります。この1年、いくつかのカテゴリーの中で最も多く訪問して頂いたのがジーンズを育てるレビューでした。そこで来週末に穿き込み開始から300日になりますので アイアンハート 666-XHS 300日目の色落ちとダメージチェック という事でお届けしたいと思います。

 アイアンハート 666-XHS のレビューを最初から詳しく知りたい方はコチラから。

300日穿き込んだ アイアンハート 666-XHS  

アイアンハート 666-XHS 300日目の色落ちとダメージチェック

 まず、ざっくりとスタート時からの説明を。

 昨年5月に初回の緊急事態宣言が解除され、それまで臨時休業中だったIRON HEART THE WORKS TOKYOの営業再開と同時にこの25ozの666-XHSを購入しました。我が人生初の本格的な色落ちを目指して事前に色々と調べ、まずワンウォッシュして出来るだけ縮めてジャストなサイズにした後に糊付け、そして毎日欠かさず穿き込む事にしました。

アイアンハート 666-XHS 300日目の色落ちとダメージチェック

 試着の段階からボタンが驚く程固く、とても憂鬱でしたがスタートから3日も穿けば馴染んできます。それからは平日は仕事から帰宅した後の部屋着として、休日はほぼ終日1日も欠かさずに約10ケ月間穿き続けました。真夏の汗ばむ季節も穿き続けましたが天日干しをマメに実施する事で現在も異臭はしていませんw

 現時点でメリハリのある色落ちが定着していると思いますが、元々1年間は洗わずに穿き続ける事を目標にしていましたので、あと2ケ月はこのまま継続していく予定です。

アイアンハート 666-XHS 各部のダメージチェック

 それではここからは300日穿き込んだ事による各部のダメージがどの程度なのかを見て行きます。

 ボタンホールはトップがこのような状態です。多少ほつれていますがここから下の他のホールにダメージは見られません。これは宿命だと思っています。購入当初のあの苦痛は今でも忘れられませんw それとアイアンハートでは無料でリペアをして頂けるので、悪化する前にはリペアに出そうと考えていますが、現時点では問題無しと判断しています。

 次に腰周りです。この部分が一番最初に色落ちしました。ヒゲの部分は糊付けした当初から比べるとかなり柔らかくなっています。股の付け根辺りは白に近い部分もありますが、穴が開く程のダメージは全くありません。自身初の穿き込みなので他のジーンズの事は分かりませんが、この25ozのジーンズでもかなりヤレてきた感じがしますので、10ozちょい位のジーンズだったらどうなってしまうのでしょうか・・・

 穿き込みを始める前に色々と調べている時によく見かけたのはこの部分のダメージですが、25ozなこの666の場合、全く問題ありません。というかダメージを受ける気配すらありませんw

 太腿から膝です。私は床に膝を付くような動作は殆どしませんので膝に直接的なダメージはありません。ただ、しゃがむような動作をする事はよくありますので膝横のシワは結構激しく色落ちしています。

アイアンハート 666-XHS 300日目の色落ちとダメージチェック

 横から見ると、このように膝裏ハチノスまで続くシワの色落ち具合が分かります。腰周りのヒゲもそうですが、イン&アウトシームのそれぞれにかなり白い部分があります。

アイアンハート 666-XHS 300日目の色落ちとダメージチェック

 バックポケットは右に財布を入れているのでこの部分が結構形になってきました。それでもこちらもダメージという程のレベルではありません。椅子にもかなり座っていますが臀部にはまだ殆ど色落ちがありません。自作したギャリソンベルトの裏面に色写りがありますので、やはりベルト周りも色落ちしています。

 膝裏です。ヒゲ同様にこのハチノス部分も現時点でかなり満足しています。ヘビーオンスゆえの太目でくっきりとした色落ちです。666-XHSは形状がスリムストレートですのでやはりタイト目なスタイルだとメリハリがあって良いです。もう1本の634の方はこれ程鮮明なハチノスは出ていません。この部分もダメージと呼べるようなものは見当たりません。

 最後に裾周りです。こちらはフロント側です。裾ヒゲもようやく定着してきました。パッカリングはまだまだですが、この部分だけ濡らして捻じれを出す方も居るみたいですけれど私は1年は何も手を加えずにじっくりと我慢します。

 裾のバック側です。ダメージという部分ではこの場所が一番心配しています。平日の部屋着として着用している時は出来るだけ気をつけて移動しているのですが、どうしても踵で踏んでしまう事があります。まだ擦り切れるというレベルではありませんので大丈夫だとは思いますが、育て終わって洗う時までは縮む事は無いのでこのまま残り2ケ月は慎重に扱おうと思います。

 300日経過して、ようやく全体的に育ってきたと思えるようになりました。各部に色落ちが定着していますので現時点で洗っても良いのではとも思っているのですが、初の穿き込みでもありますのでこのまま1年を目指して突き進もうと考えています。