【Rolling Dub Trio】 ROOTS 購入から半年のメンテ

 どうも、辰です。今回は 【Rolling Dub Trio】 ROOTS 購入から半年のメンテ という事で昨年の7月に購入してから半年が経過したROOTSのエイジングの現状と半年で行ったメンテナンスの内容について書こうと思います。

【Rolling Dub Trio】 ROOTS 購入から半年のメンテ

 まずはこちらが私が半年間履いたROOTSです。主に週末にだけ履いていました。既に自分の足で作った履き皺が形成され、かなり足に馴染んで来たとトゥーと踵には傷の保護目的でWAXを塗っています。その他のアッパー部はサフィールのクレム1925のニュートラルを3ケ月前に1度だけ塗り、後は日頃のメンテとして馬毛ブラシで手入れを行ってきました。室内ではあまり気付かないのですが、こうやって太陽光で見るとつま先以外の黒い部分は茶色の表情も見え隠れします。

 今回は一度すっぴんに戻しながら、半年でどの部分がどの位変化したのかも報告出来ればと思います。まずは革紐を外しました。

 革紐のUPです。ちょっと分かりにくいですが、アイレットに掛かる部分が緑色に変色しています。緑青ですね。もっと履き込めばアイレットにもその形跡が見られるのでしょうが、今回の私のROOTSには紐以外にはその形跡は見られませんんでした。

 一応爪楊枝も用意してアイレットの清掃も考えていましたが、まだそこまで劣化は見られません。革紐が全て吸収してしまったと思われます。

 全体を馬毛でブラッシングしました。普段からマメにブラッシングは行っているので、それほど綺麗になったとも感じませんwただ、革紐を外すのは3ヵ月ぶりなので羽根の内側は丁寧に擦りました。

 次にリムーバーでWAXとクレムを落とし、すっぴんに戻します。履き込み3ケ月の時と同じ内容ですが、今回もBoot Blackのツーフェイスローションを使用します。

 完全にマットな感じになりました。新品時の革本来の艶も消えてしまう位このリムーバーは強めな感じです。ちょっと怖いですね。

【Rolling Dub Trio】 ROOTS 購入から半年のメンテ

 半年で一番変化のあった部分がここです。革紐とボールジョイントの交わる付近は完全に茶芯が出ています。ただ、普段履いている時には見えない部分なので今回これを見てちょっと感動しましたwそれと、WAXを塗っていたお陰なのか、つま先や踵にはダメージは見られません。すっぴんでもとても綺麗な状態です。

 ROOTS購入時にも書きましたが、私の場合この靴にそれほど茶芯は求めていません。どちらかと言うと、綺麗目に履くワークブーツというようなイメージです。これから油分補給をしますが、黒い部分は黒くしたいので茶が目立つ部分はクレムの黒を使います。今回のスッピンの状態でもそれほど乾燥しているイメージではないので、デリケートクリームは省略しつつクレムも薄く塗って済ませます。

 クレム、塗り終えました。暫く乾燥のため放置します。3ケ月前にメンテを行った時もクレムを塗りましたが、そこから3ケ月ブラッシングのみでもかなりの艶が出ていましたので、今回はかなり気を使って薄く塗ったつもりです。塗った直後はこのようにマットな感じです。

 私は靴のメンテでは豚毛ブラシはいつも省略して、靴クリームを塗ったらウエスで拭いて完成だったのですが、実際に豚毛を使ってみて違いを感じたのでそれからは毎回実施する事にしています。このように画像で見ると違いが良く分かると思います。右足が豚毛有り、左足は無しです。艶の出方が全然違います。

【Rolling Dub Trio】 ROOTS 購入から半年のメンテ

 今回もキャップ部と踵にはWAXを塗り込みました。それ程厚塗りではありません。傷保護の目的ですので軽めにダイソーWAXで済ませています。

【Rolling Dub Trio】 ROOTS 購入から半年のメンテ

 革紐は一度水洗いしてから乾燥、仕上げにニートフットオイルを入れてみました。革紐の油分補給には何がベストなのか、色々と試している所です。

【Rolling Dub Trio】 ROOTS 購入から半年のメンテ

 そして遂に完成です。仕上げは山羊毛でブラッシングしました。自分の足で作った履き皺はそのままに、茶色が見え隠れしていたアッパーにも黒が復活したと思います。今回、インナーやソールはかなり良い状態をキープしていましたのでそのまま何も弄らずに放置です。このROOTSのエイジングに関しては、今後も定期的にUPしていこうと思います。

 以上、 【Rolling Dub Trio】 ROOTS 購入から半年のメンテ でした。