【セイコー5】 腕時計 SEIKO5の話し #お気に入りの1本 SKZ211 J1

【セイコー5】 腕時計 SEIKO5の話し #お気に入りの1本 SKZ211 J1 

 

 どうも、辰です。私はまだ「セイコー5の沼」に、はまっている訳ではありません。MOD用に手に入れたジャンク品を入れても10本満たないレベルです。実は時計か大好き!という事でもないのです。機械式の時計をいじってみたいという願望の中、たまたま出会った私の実験台がセイコー5でした。この齧りついた獲物(趣味)は自分の中では当たりだと思ってます。多種多様なモデル、パーツ流用の幅の広さ、そして価格。調べれば調べる程、妄想は広がって行きます。「このーケースにあの文字盤入れて、針はあれでベルトは・・・」なんて考えたらキリがありません。他メーカーの時計とパーツに互換性があるのかまでは分かりません。ただ、「5」の中だけでも充分お腹いっぱいになるレベルで組み合わせる事が可能です。

【セイコー5】 腕時計 SEIKO5の話し #お気に入りの1本   SKZ211 J1

 こちらは私の一番のお気に入りの「SKZ211」です。時計をいじる楽しさに触れるような前置きをしておいて何ですが、この時計は完全なフルノーマルです。全く手を加えていません。なぜかと申しますと、頂き物なのです。この時計はセイコー5の中では比較的高価な部類に入ると思います。自分の中のルールで2万円以上の物には手を出さないと決めておりまして、これは以前から見た目のゴツさに惹かれ、欲しいとは思っていましたがこれを買ってしまったら後々ズルズルと沼にハマってしまうと自分に言い聞かせて我慢していました。

 そんな所に・・・神様っているんですねw私が時計いじり、セイコー5の話しを頻繁にしていたのかな?(洗脳ともいう)プレゼントしてもらいました。本当は風防をサファイアのダブルドームにしてベゼルはセラミックで・・・なんて妄想もありますが、頂き物ですし、裏蓋を開けてしまったら保証の対象外になってしまいます。なので、MODはこの先中古で良品に出会えた時のお楽しみにしようと決めました。

【セイコー5】 腕時計 SEIKO5の話し #お気に入りの1本   SKZ211 J1

 実装するとこんな感じです。私の手首はそんなに太くありません。17cm位でしょうか。それでもそんなに驚くほど大きくは感じません。重さは約170gで、多少ズシッとはしますがそれほど気になる重さでもありません。リューズが左右にあります。右斜め下がねじ込み式の時刻と日付合わせ、左はベゼル内側の方位計を動かすための物です。ちなみにこの方位計のリューズはフリーで軽く動きます。なので実際に使用した時は気付いたら全然違う位置になっているのが普通ですw それよりもこの腕時計で方位計を駆使して活動する人って居るのでしょうか・・・

 そしてセイコー5では珍しく、裏蓋はステンポリッシュでスケルトンではありません。よくあるセイコー5のダイバーズ風モデルは裏スケで10気圧防水なのですが、こちらは20気圧防水です。裏蓋に「20BAR」と表記。どちらも100m、200m防水ではないのでダイバーとは言えませんね。私は潜らないので全く気にしませんw

 これは「5」やセイコーの時計に限った事ではないのですが、特にダイバーズと呼ばれる類の時計にはニックネームが付いています。ツナ缶、タートル、ボトルキャップ、モンスター・・・それぞれケースやベゼルの形状などから名付けられていると思います。そしてこのSKZ211のニックネームは・・・

 「アトラス」です。211は黒なのでブラックアトラス、青の209はブルーアトラス、白の207はホワイトアトラスと、カラーによって呼び名が変わります。色々調べてみたのですが、名前の由来が分かりませんw方位計と地図の関係?アトラスというと、私は真っ先に国産のトラックを思い浮かべてしまいます。

 画像左側は昼間にブラックライトで照らしてみました。長くは持続しませんが、夜の姿もなかなか綺麗です。そしてこの時計はブラックアトラスですので文字盤は当然黒です。面白いのが、文字盤の中での組み合わせです。こちらのアトラスは日付も同色の黒です。種類が豊富なセイコー5ですが、他機種では同じ黒文字盤でも日付が白の物もあります。デザイナーの方もそれなりに考えて配色を決めているのでしょうけど、好みにもよりますが同色の方が良い場合もあるし白い方が良い場合もあります。似合うと思って同色MODに挑戦、実装した物を見たらイマイチなんて事もあります。バランスって大事ですよね。

ブラックアトラスSEIKO5の話し #お気に入りの1本   SKZ211 J1

 もう一つ、前回の時計の話しでも書きましたが、このアトラスは型番の末尾が「J1」なので、文字盤の6時から8時の間に「MADE IN JAPAN」と印字されています。裏蓋にも刻印されています。これが「K1」だと無表記になります。おそらく中身は同じだと思いますが、なぜか「J1」の方が価格が高い傾向にあります。皆さん気になります?私は安いなら「K1」でも全く気になりませんけど。同じ「SEIKO」ブランドですから。

 今回はセイコー5の中で、私のお気に入りの1本を紹介してみました。この先、このアトラスを上回る魅力的な「5」は出てくるのでしょうか。それも楽しみの一つです。

 次回は実際にベルトを交換してみたり、風防をサファイアに入れ替えてみたり、社外パーツに純正パーツを移植したりという内容でUP出来ればと思います。

 ちなみに参考までにセイコー5 MODのお薦めサイトです。